インフルエンザの定点観測データ(観測地点当たりの数の推移):第45週まで
2019/11/23
「IDWR 2019年第44号」に「<注目すべき感染症>インフルエンザ」というリポートがありました。今年の流行の始まりが早いことがリポートされています。
国立感染症研究所のホームページから週ごとのデータをダウンロードして、グラフを作成してみました。
2019年の第45週(11/4~11/10)では、「全国的な流行開始の通常の指標である1.00」を超えていて、ここ数年と比べて19年は流行の始まりが早い様子がうかがえます。
第45週のデータ(2009年~2019年)です。2009年は秋から流行が見られ、かなり他の年との違いが大きかったことがわかります。
2018年、2019年の1月、2月ごろは数が多かったようです。2009年からグラフ化すると、線が多くて見づらいため、2015年からのデータのグラフも作成しています。
36週から45週についてスケールを変えてみると、2019年の第45週では1を超えていて、ここ数年と比べて19年は流行の始まりが早ようです。
なお、第37週、第38週で1を超えていたのは、沖縄県での数が多かったからのようです。
2019年の第46週時点で、「警報レベル」になった都道府県はありません。詳細は、国立感染症研究所のページ(https://nesid4g.mhlw.go.jp/Hasseidoko/Levelmap/flu/new_jmap.html)で確認してください。
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