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2019年12月11日水曜日

◆インフルエンザの流行が進行しています:2019年第48週(11月25日~12月1日)までのデータから

インフルエンザの定点観測データ(定点当たり報告数の推移):第48週まで

国立感染症研究所のホームページに、インフルエンザの流行についての週ごとのデータがあります。毎年、第36週(8月末~9月初旬)から翌年の第35週までの1年間が「インフルエンザシーズン」とされていて、「2019-2020年シーズン」は、2019年9月2日から2020年8月30日までです。

国立感染症研究所のホームページから週ごとのデータをダウンロードして、グラフを作成してみました。

2019年の第48週(11月25日~12月1日)では、第46週、第47週に続いて「全国的な流行開始の通常の指標である1.00」を超えていて、ここ数年と比べて19年は流行の始まりがやや早い様子がうかがえます。

「IDWR 2019年第44号」に「<注目すべき感染症>インフルエンザ」というリポートがありました。今年の流行の始まりが早いことがリポートされています。

下のグラフは、第48週のデータ(2009年~2019年)です。2009年は秋から流行が見られ、かなり他の年との違いが大きかったことがわかります。

2018年、2019年の1月、2月ごろは数が多かったようです。2009年からグラフ化すると、線が多くて見づらいため、2015年からのデータのグラフも作成しています。

36週から48週についてスケールを変えてみると、2019年の第48週では5を超えていて、ここ数年と比べて19年は流行の始まりが早いようです。

なお、第37週、第38週で1を超えていたのは、沖縄県での数が多かったからのようです。

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