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2020年2月14日金曜日

◆インフルエンザの流行は縮小傾向に:20年第6週の「定点当たり報告数」は前週から低下、昨年の水準も大きく下回っています

インフルエンザの定点観測データ(定点当たり報告数の推移):2020年第6週(2月3日~2月9日)まで

国立感染症研究所のホームページに、インフルエンザの流行についての週ごとのデータがあります。毎年、第36週(8月末~9月初旬)から翌年の第35週までの1年間が「インフルエンザシーズン」とされていて、「2019-2020年シーズン」は、2019年9月2日から2020年8月30日までです。

国立感染症研究所のホームページから週ごとの「インフルエンザの定点当たり報告数」のデータをダウンロードして、グラフを作成しています。

「インフルエンザの定点当たり報告数」は、2020年の第6週(2月3日~2月9日)では9.04で、前週の14.11から減少しました。

 第6週は、前年比34.4%、前週比64.07%となっています。

下のグラフは、第6週(2月3日~2月9日)のものです。         

year W01 W02 W03 W04 W05 W06 W07 W08 W09 W10 W11 W12 W13 W14 W15
15年 21.5 33.3 37.0 39.4 29.1 19.0 12.2 8.3 5.9 4.3 4.0 3.8 2.6 2.1 1.6
16年 2.0 4.1 10.6 22.6 34.7 40.0 37.2 36.1 35.4 28.2 21.1 13.8 11.2 7.0 5.1
17年 10.6 15.2 28.7 39.4 38.1 28.6 23.9 16.9 13.6 11.1 10.3 7.7 6.8 5.1 4.0
18年 16.3 26.4 51.9 52.4 54.3 45.4 29.6 22.6 17.4 12.1 8.7 5.3 3.4 2.0 1.7
19年 16.3 38.5 53.9 57.1 43.2 26.3 12.5 9.0 5.9 4.1 2.9 2.5 1.7 1.5 1.7
20年 13.9 18.3 16.7 18.0 14.1 9.0 NA NA NA NA NA NA NA NA NA

2018年、2019年の1月、2月ごろは数が多かったようです。2009年からグラフ化すると、線が多くて見づらいため、2015年からのデータのグラフも作成しています。

36週からのデータに絞り、スケールを変えたグラフも作成しています。「定点当たり報告数」は、2020年の第6週(2月3日~2月9日)では9.04で、前週の14.11から減少しています。18年シーズン、17年シーズンを下回る水準になっています。

Note that the echo = FALSE parameter was added to the code chunk to prevent printing of the R code that generated the plot.

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