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2019年10月1日火曜日

◆「世界の月平均気温偏差(℃)」:2019年8月は史上3番目の暑さ:2019年夏(6月~8月)は過去最高でした

 ​​​​気象庁のサイトに「世界の月平均気温偏差(℃)」というデータがあります​。これは、各月の平均気温の、基準値との差を示すものです。基準値は「1981〜2010年の30年平均値(℃)」です。 世界的に気温の上昇が続いているようです。


 世界の2019年8月の月平均気温偏差(℃)は、「1981〜2010年の30年平均値」に対して「+0.42℃」(速報値)で、過去3番目の値を記録しました。

2019年の6月と7月は過去最高でしたので、夏(6月~8月)というくくりでは、2019年の夏が過去最高の暑さということになりました。

 世界的に、今年の夏は暑かったようです。



 ■世界の月平均気温偏差(℃):8月のデータの推移



  ■世界の月平均気温偏差(℃):1月~8月の各月別の推移



  ■世界の月平均気温偏差(℃):夏(6月~8月)の推移


<データ処理について>
 データの取得、グラフ化にはMicrosoft Power BIを使用しています。気象庁のサイトからデータを自動的に取得するクエリを更新することによって、グラフが自動的に更新されます。

 ただし、データを取得した時点では、8月のセルに「速報値」を示す「*」が数字に付いていたので、最初はエラーになりました。そこで、クエリに「*」を除く処理をクエリに加えました。

 また、気象庁のサイトで「6月~8月」が夏と定義されていて、夏としては2019年が過去最高ということでしたので、「月」の列を利用して「季節」の列を追加しました。
 「6月~8月→夏」「9月~11月→秋」「12月~2月→冬」「3月~5月→春」という形です。各月ごとに春夏秋冬の別を入力するだけで、自動的に「6月は夏」、「1月は冬」といったコードが自動生成されます。パワークエリは、データ前処理に関するコードの自動生成機能を備えています。パワークエリは、Microsoft Power BIだけでなく、Excelで使えるので、Excelで使うことによって、まさにデータの整備の自動化を図ることができます。

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